しゃっきょざん
石橋山(港町)宝永2年(1705年)

謡曲の石橋にもとづいたもので、大江定基入道寂昭が宋の国に渡り、
天呂山に入って、文殊菩薩の浄土と伝えられている険しい石の橋を
渡ろうとしたとき、獅子が現れて、牡丹の花に舞い戯れるのを見た。
牡丹に狂う唐獅子で有名。石橋山は最初、靱猿山といっていたが
延享年間から今の石橋山にかわった。
所望は、天呂山の岩石の中から唐獅子が出てきて牡丹の花に戯れ遊び、
また岩の中に隠れる。

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